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多汗症の原因って何?

人間の身体は恒常性の維持機能で体内環境が常に一定に保たれています。体温調節もその一つで、体温が高くなると、発汗作用で体内温度が一定に保たれる仕組みになっています。ところが、この発汗が体温調節とは無関係に、しかも大量に発生することがあります。これが多汗症です。多汗症と間違えやすい病気に、わきががあります。ともに汗が原因となっている点では似通っていますが、わきががアポクリン汗腺から出る汗が細菌などよって分解されることで独特の臭いを伴っているのに対して、多汗症の方はエクリン腺から汗が大量に出る病気です。

多汗症は三つに分類されます。他の病気などがきっかけとなって多汗症が発症することがあります。これを「全身性多汗症」といいます。きっかけとなるものには、糖尿病、甲状腺機能障害、低血糖、高血圧、肥満、妊娠

などがありますが、外傷や炎症からでも発症する場合があります。他方、多汗症には精神的ストレス由来のものがあり、これを「精神性多汗」と呼んでいます。もう一つが、「味覚性多汗症」といわれるもので、これは辛いものや熱いものを食べた場合に必要以上に汗が出る症例です。また、汗をかく場所による分類として、全身性と局所性に分かれます。全身性の場合、急性リューマチ、婦人病、更年期障害などでホルモンバランスが崩れることで起こることが多いようです。